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地域貢献活動

済生会フェア

済生会フェア(旧ホスピタルフェア)は、当院の開院記念イベントとして毎年6月に開催し、地域の皆さんに病院を開放し、医療や福祉の普及啓発活動を行っています。


開催報告
・2022年度(第23回)

『済生会フェア』を3年振りに開催しました。
コロナ禍で過去2年間は開催を見合わせましたが、皆さんに当院を身近に感じていただくためになんとか再開したいと考え、初めての試みですが、リアルイベント「講演会とトークショー」、オンライン企画の「済生会フェアオンライン2022」でのハイブリット開催をしました。さらに地域のみなさまに、様々な発信ができるよう、今後も取り組んでまいります。


チラシ(リンク)

【主催】静岡済生会総合病院 済生会フェア実行委員会

【後援】静岡市社会福祉協議会、静岡市農業協同組合、小鹿商店会、静岡新聞社・静岡放送

【協賛】静岡市農業協同組合、株式会社エスパルス、株式会社シャンソン化粧品、静岡ブルーレヴズ株式会社、株式会社VELTEXスポーツエンタープライズ、株式会社タミヤ、鈴木こうじ店、小鹿商店会、サヒル17、中央静岡ヤクルト販売株式会社、株式会社天神屋、ZAQT就労継続支援B型事業所、なでしこファーム熊本済生会就労継続支援事業所、なでしこファーム松山済生会就労継続支援事業所


済生会フェア開催の様子1済生会フェア開催の様子2

社会貢献事業

SDGsの取り組み

Sustainable Development Goalsの略称で、2015年に国連が定めた「17の目標」と「169のターゲット」で構成された持続可能な開発目標を指します。

SDGs

済生会の取り組み

ソーシャルインクルージョン

ソーシャルインクルージョンとは、社会的に弱い立場にある人々も誰一人取り残さず、すべての人が地域社会に参加し、共に生きていくという理念であり、済生会が、日本の未来につないでいきたい「新しい価値観」です。
これは済生会が目指す姿であり、ソーシャルインクルージョンの考え方は、国連が提唱したSDGsと理念を共にしています。
済生会ではこのようなソーシャルインクルージョンの取り組みを進めることで、SDGsの達成にも貢献していきたいと考えています。


医療・健康講座の様子1医療・健康講座の様子2ソーシャルインクルージョンってなんだろう?

教育支援活動

病院見学の様子出張授業の様子

病院見学・職場体験
医療の仕事に興味を持ってもらうよう地域の中学生等を対象に、実際の医療現場を見学したり、医療研修を体験する事業を行っています。

ナーススクール
将来、看護師を目指している高校生を対象に、看護師の仕事を体験するナーススクールを開催しています。

小中学校への出張授業
医療や病気のことを身近に知ってもらうよう、市の教育委員会と連携し、市内の小中学校へ出向き講話をさせていただいています。PTA等の依頼で保護者向けの講座を行うこともあります。

医療・健康講座

医療・健康講座の様子1医療・健康講座の様子2

市民公開講座
地域の方々に向けて、医療や健康をテーマにセミナーを開催しています。

地域の方・企業向け 健康講座
企業の健康経営への取り組みの一環や地域にお住いの皆さんに向けて、医師や看護師、コメディカルを派遣し、健康セミナーを受託します。医療や病気に関するテーマなど、ご要望についてはご相談ください。

地域支援活動

地域に住んでいる方の困りごとを聞く「なんでも相談会」「子ども食堂」や「学生服の回収」、市内の小中学校へ「無料出張講座」を実施しています。


地域支援活動の様子1地域支援活動の様子2

スポーツ支援事業

契約している静岡県内のスポーツチームに「高気圧酸素治療」を提供しています。
高気圧酸素治療は、スポーツ外傷の早期回復に効果があるとされ、医療を通じて地域のスポーツ振興事業を支援します。

【関連記事について】 平成28年(2016)12月14日静岡新聞掲載高気圧酸素治療装置エスパルス選手支援 (注)現在当院では、保険適応外であるスポーツ外傷の治療は、契約している県内のスポーツチームに限らせていただいております。一般の外傷患者様への治療はお受けできませんのでご了承ください。当院整形外科を受診された場合も同様です。




高気圧酸素治療について
  • ・高気圧酸素治療室
    当院における高気圧酸素治療は、昭和40年に第一種装置(1人用)で始まり、昭和55年に第二種装置(他人数用)が導入されました。現在、国内で稼働している第二種装置は約50台と希少です。緊急治療も行っており、ドクターヘリで搬送されてくる伊豆半島のダイバーの減圧症治療施設としても役立っております。臨床工学技士と高気圧酸素治療管理医/専門医で対応しております。
  • ・高気圧酸素治療とは?
    2~3気圧で100%酸素を吸収することで、血清に溶け込む「溶解型酸素」が10~20倍に増えることや圧力そのものによる物理的効果を利用して利用効果を得るのが目的です。血流障害による組織低酸素状態の改善、外傷や放射線障害で生じた組織損傷の修復促進、ガス容積減少効果をもたらします。主な適応疾患としては、減圧症および空気寒栓、一酸化炭素中毒、重症軟部組織感染症(ガス壊疽、壊死性筋膜炎)、急性末梢血管障害(熱傷、凍傷、広汎挫傷、コンパートメント症候群など)、脳梗塞、腸閉塞、網膜動脈閉塞症、突発性難聴、難治症潰瘍を伴う末梢循環障害、骨髄炎・放射線障害などがあります。
  • *参照 日本高気圧環境・潜水医学会 高気圧酸素治療の適応疾患
    ア.ガス塞栓症または減圧症
    イ.一酸化炭素中毒その他のガス中毒
    ウ.重症軟部組織感染症(ガス壊疽,壊死性筋膜炎)または頭蓋内膿瘍
    エ.急性外傷性血流障害(挫滅症候群またはコンパートメント症候群)
    オ.末梢血管障害
    (イ)網膜動脈閉塞症
    (ロ)難治性潰瘍(糖尿病,動脈または静脈性血流障害、脱疽等)
    カ.放射線障害(下顎骨を含めた頭頸部、下部消化管、膀胱、脳)
    キ.骨髄炎 ク.皮膚移植
    ケ.熱傷または凍傷コ.突発性難聴
    サ.急性心筋虚血
    シ.放射線または抗癌剤と併用される悪性腫瘍(頭頸部がん、子宮頸がん、悪性脳腫瘍)
    ス.腸閉塞
    セ.低酸素脳症
    ソ.脊髄・神経疾患
    タ.急性頭部外傷(開頭術後の脳浮腫)
    チ.脳梗塞