腎臓の働きが低下し、老廃物の排泄や、電解質、体液量の調節ができなくなると、腎臓の働きを肩代わりする腎代替療法が必要となります。腎代替療法には血液透析、腹膜透析、腎移植があり、患者さんの状態や希望をふまえ、最適な療法を選択します。当院の透析センターでは血液透析、腹膜透析に加え、患者さん自らが自宅で行う血液透析（在宅血液透析）も随時説明し、推進しています。
安心で快適な透析治療を受けていただけるよう、医師、看護師、臨床工学技士など専門のスタッフが迅速に対応いたします。また、大規模災害への備えとして、免震構造やコージェネレーションによる非常電源を確保、地下には常時貯水し、常に安心して治療を継続していただける環境も整備しております。

診療施設

• ・ベッド数　35床

治療内容

• ・血液透析（ＨＤ）
• ・血液透析濾過（ＨＤＦ）
• ・血液濾過（ＨＦ）
• ・オンラインＨＤＦ
• ・Ｉ-ＨＤＦ（間歇補充型血液濾過透析）
• ・限外濾過（ＥＣＵＭ）
• ・持続血液濾過透析（ＣＨＤＦ）
• ・血漿交換（ＰＥ，ＤＦＰＰ）
• ・腹水濾過濃縮再静注療法（ＣＡＲＴ）
• ・血液吸着療法（リクセル、ＰＭＸ）
• ・血漿吸着療法（ＰＡ：ＬＤＬ－Ａ）

腎臓病教室

当院では、腎臓病をお持ちの方、またはそのご家族の方を対象に、腎臓病教室を開催しております。医師・看護師・管理栄養士らが腎臓病の基礎知識や、日常生活で気を付けること、食事療法について分かりやすくお話しします。
開催スケジュールについては腎臓内科のページをご覧ください。