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外来診療情報

★再診予約制
★初めて受診する場合は当科宛の紹介状が必要です


外来担当医表

 
1診 竹内 隆浩 竹内 隆浩 竹内 隆浩 竹内 隆浩 竹内 隆浩
2診 海老澤 和俊 海老澤 和俊

休診情報

土・日曜日、日祝日、年末年始は休診です。

2025年1月23日(木)・24日(金)
竹内 隆浩

医師紹介

  • 竹内 隆浩 (たけうち たかひろ)

    補職名
    部長
    専門分野
    造血器疾患・膠原病
    経歴
    名古屋市立大学(平成7年卒)
    専門医等認定
    医学博士
    日本血液学会認定血液専門医・指導医
    日本内科学会総合内科専門医
    日本内科学会認定内科医
    臨床研修指導医
    日本救急医学会認定ICLSインストラクター・ディレクター
  • 海老澤 和俊 (えびさわ かずとし)

    補職名
    医長
    経歴
    東京大学(平成25年卒)
    専門医等認定
    医学博士
    日本血液学会認定血液専門医
    日本内科学会認定内科医
    日本救急医学会認定ICLSインストラクター
    日本内科学会認定JMECCインストラクター

診療科紹介

血液内科では常に最新の新薬で治療できる状態にしています。血液内科の分野は新薬の開発が早く、ここ20年だけでも急性前骨髄性白血病に対する分化誘導療法、亜ヒ酸による治療方法にはじまり、慢性骨髄性白血病に対するチロシンキナーゼ阻害剤による分子標的療法、多発性骨髄腫に対するiMiDs(immunomodulatory drugs, 免疫調節薬)による治療、プロテアソーム阻害剤による治療など、進化はめざましいものがあります。
特発性血小板減少症に対してもトロンボポエチン受容体に作用する遺伝子組み換え蛋白質による血小板数を増加させる血小板造血刺激因子製剤があり、PNH型再生不良性貧血に対しては抗補体(C5)モノクロナール抗体制剤も使用できます。
血友病に対しても半減期延長型遺伝子組み換え血液凝固因子合成剤も登場し積極的に使用を行っています。そのような中で血液疾患は精神面でも患者さんに接する対応が非常にデリケートな部分でもあると考えています。そのため日々の清潔操作、患者さんの精神状態の観察を含めた全身管理には特に注意を払っています。
基本的には健康診断等で見つかる貧血、血小板減少症、白血球数の異常等からコンサルトを受ける場合が多く、その他リンパ節腫大、不明熱、関節痛等の相談を受け付けています。白血病、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血、悪性リンパ腫等化学療法にて白血球数が著しく低下する疾患については全6室の完全/準無菌室にて治療を行っています。
高齢者社会に伴い、高齢者に対する治療強度の問題も多数出てきます。個人の体力と希望に添った治療方法を本人・家族と相談し、できるかぎりご希望に添った治療をおこなっていきますのでお気軽に御相談ください。

主な対象疾患

血液疾患

当院にて最も多い疾患は悪性リンパ腫です。悪性リンパ腫には種類が多く、治療方法もその種類により複数存在します。R-CHOP療法に始まり、R-B療法、high dose MTX療法、hyper CVAD療法等々種類に応じた化学療法を施行します。また再発に対してもSalvage療法として、ESHAP療法、DHAP療法、EPOCH療法、DeVIC療法等々状況に応じて治療します。次に多い疾患が白血病等の造血器疾患です。治療方法についてはJALSGに準じた治療を行っています。

凝固異常症

血友病A,Bをはじめ、後天性の血友病、von Willebrand病をはじめ、血小板異常症等多数の凝固異常症も存在します。そのため血が止まらない、深部出血がおこる等の凝固異常症疑いの疾患がありましたら対応します。

膠原病

膠原病については長い歴史があり、30年を超え治療を継続されている患者さんもおります。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、Sjogren症候群、抗リン脂質抗体症候群、ベーチェット病等の治療をおこなっています。免疫抑制剤の使用から生物学的製剤の使用まで行います。

感染症

様々な初期に原因不明の感染症の原因検索、HIV感染症の治療も行っています。

実績

治療実績

病名(経過観察を含む) 2023年度
悪性リンパ腫 153
骨髄異形成症候群 37
再生不良性貧血 21
急性白血病 23
多発性骨髄腫 95
慢性白血病 38
血友病 10
関節リウマチ 101
特発性血小板
減少性紫斑病
75
合計 553