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外来診療情報

★再診予約制

★水頭症外来は完全予約制


外来担当医表

 
1診 青島 千洋 岩崎 正重 岩崎 正重 石山 純三 長田 泰広
2診 長田 泰広 西川 知秀 青島 千洋 西川 知秀 前澤 聡
(9:00~)
午後診
(予約制)
水頭症外来
(第2,第4)
14:00~16:00

休診情報

土・日曜日、祝日、年末年始は休診です。
※急病等での交代はご容赦ください。

1月5日(金)
長田 泰広
1月8日(金)・22日(金)
前澤 聡

医師紹介

  • 石山 純三 (いしやま じゅんぞう)

    補職名
    院長・部長
    経歴
    三重大学(昭和55年卒)
    専門医等認定
    日本脳神経外科学会専門医・指導医
    日本高気圧環境・潜水医学会専門医
  • 岩崎 正重 (いわさき まさしげ)

    補職名
    部長
    経歴
    名古屋大学(平成9年卒)
    専門医等認定
    日本脳神経外科学会専門医・指導医
    日本神経内視鏡学会技術認定医
  • 青島 千洋 (あおしま ちひろ)

    補職名
    医長
    経歴
    岐阜大学(平成10年卒)
    専門医等認定
    日本脳神経外科学会専門医・指導医
    日本脳卒中学会専門医
  • 西川 知秀 (にしかわ ともひで)

    補職名
    医師
    経歴
    名古屋大学(平成23年卒)
    専門医等認定
    日本脳神経外科学会専門医
  • 長田 泰広 (おさだ たいこう)

    補職名
    医師
    経歴
    金沢医科大学(平成30年卒)
  • 前澤 聡 (まえさわ さとし)

    補職名
    医師(非常勤)
    経歴
    岐阜大学(平成6年卒)
    専門医等認定
    日本脳神経外科学会専門医・指導医

診療科紹介

静岡済生会総合病院脳神経外科は昭和41年に独立診療科となっており、静岡県内でも有数の歴史を持った脳神経外科です。昭和55年に県内最初の救命救急センターが開設されて以来、診療業務内容に占める救急疾患の割合は常に高く、新規入院患者の疾患別割合は、頭部外傷が約4割、脳出血・くも膜下出血が25~30%になります。
現在病床数は30床、年間新入院患者数は400~450名、近年の手術件数は170件前後です。静岡地域においても高齢化が進み疾患構成にも変化がみられておりますが、地域の皆様のニーズに応えるべく、治療適応と治療手技の見直しには常に気を配り、ガイドラインに沿ったスタンダードな治療を基本に据え、より良質な医療を提供できるよう努力しております。神経内視鏡、ナビゲーションシステム、術中モニタリングを活用した安全で低侵襲な手術を心掛けるとともに、名古屋大学脳神経外科血管内治療グループの協力の下に脳動脈瘤コイル塞栓術などの血管内治療も行っております。


診療における基本方針

脳神経外科では病院の理念に沿って、暖かい思いやりの心で質の良い医療・福祉サービスを提供することを目指しており、限られた時間の中でも十分なインフォームド・コンセントを実践し、救急診療であっても常に質の高い医療を提供できるよう努力いたします。 また急性期医療から在宅療養に至るまで、配慮の行き届いた地域完結型の診療を目指し、リハビリテーション病院や医師会の先生方との連携をさらに強めてゆく所存です。

学会認定

  • ・日本脳神経外科学会専門医認定訓練施設(研修施設:基幹施設は名古屋大学脳神経外科)

当院で「脳神経外科治療」を受けた患者さんへのお願い

当院では、「日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND) 」に協力しています。 2018年1月から、当院脳神経外科に入院された患者さんの臨床データを解析させていただき、 脳神経外科医療の質の評価に役立てることを目的としています。 解析にあたり、JNDに提供するデータは、提供前に個人を特定できない形に加工した上で提供しますので、 患者さん個人のプライバシーは完全に保護されます。
本研究の解析にご自身のデータを使用されることを拒否される方は、その旨お申し出ください。 その他研究事業について、資料閲覧を希望される方は、研究班ホームページ(http://jns.umin.ac.jp)をご参照ください。

主な対象疾患


  • ・脳卒中(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、頚部内頚動脈狭窄症、もやもや病など)
  • ・頭部外傷
  • ・脳腫瘍(髄膜腫、下垂体腫瘍、神経膠腫、転移性脳腫瘍など)
  • ・頭部外傷(急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫、脳挫傷、慢性硬膜下血腫など)
  • ・機能的疾患(三叉神経痛、片側顔面痙攣など)
  • ・水頭症、特発性正常圧水頭症(iNPH)など

専門外来


正常圧水頭症外来(完全予約制)

「手術で改善できる認知症です」
水頭症とは脳の周囲および脳の内部(脳室と呼ばれる空間)に存在する髄液が過剰に溜まってしまったために脳を圧迫し、様々な症状を引き起こしてしまう疾患の総称です。
その中でも、くも膜下出血や脳出血、頭部外傷、髄膜炎などの頭蓋内疾患に引き続いて起こってしまうもの(二次性水頭症)とは区別し、原因が明らかでないものを「特発性正常圧水頭症(iNPH)」と呼んでいます。脳室の拡大により歩行障害・認知症・尿失禁といった症状が進行し、特発性正常圧水頭症(iNPH)の有病者数は、高齢者の1.1%、認知症高齢者の5~10%と言われています。
この特発性正常圧水頭症は脳神経外科手術(髄液シャント術)によって症状の改善を得ることができます。当院では比較的早い時期から取り組んでいる疾患ですが、まだ一般的には十分認知されておらず、症状が出ても年齢に伴うものと思われがちで、認知症と歩行障害が進行するケースは少なくありません。

・歩行障害症状動画(外部サイト)

検査と治療

検査と診断

まず、外来において問診、診察と歩行状態の観察をします。CTとMRIの画像検査により、この病気が疑わしいと考えられる場合、腰から脳脊髄液を30ml程度排液して症状の改善をみる”タップテスト”という検査をします(1泊2日の検査入院)。この検査により症状が改善し、効果が期待できれば手術治療を検討します。



手術

根本的な治療法としては、手術が有効とされています。体内に細いシリコンチューブを留置し、流れが滞った髄液を身体の別の場所(腹腔)へと流す手術を行います。
この手術方法は、脳に直接チューブを挿入し、皮下トンネルを作成して腹腔内(おなかの中)までチューブを通す「脳室-腹腔シャント術(V-Pシャント)」、脳に直接チューブを挿入し、これを頚部の血管(静脈)から血管の中にチューブを通して心臓の手前に留置する「脳室-心房シャント術(V-Aシャント)」そして、腰部の背骨の間からチューブを挿入し、腹腔内までチューブを通す「腰椎-腹腔シャント術(L-Pシャント)」の3種類があります。
当院ではより負担の少ない「腰椎-腹腔シャント術(L-Pシャント)」を第1選択としています。症例によっては「脳室-腹腔シャント術(V-Pシャント)」など他の方法をとる事もあります。



効果

約1時間の手術で、入院期間は10日程度を要します。手術による3大症状の改善率は、個人差はあるものの、歩行障害は9割、認知症や尿失禁は7割程度の方が改善し、介護が軽減するケースも多く見られます。



外来受診案内

診療日/ 第2・4月曜日 午後(完全予約制)
正常圧水頭症外来は紹介予約制の専門外来です。受診にはかかりつけ医からの紹介状と、ご予約をお取りいただくようお願いいたします。



外部サイト

特発性正常圧水頭症の情報サイト

実績

疾患別新入院患者数

表は左右スクロールできます

疾患名 2017年 2018年 2019年
脳腫瘍 31 36 21
破裂脳動脈瘤 27 21 15
未破裂脳動脈瘤 8 2 14
脳出血 97 90 83
脳動静脈奇形 1 1 2
閉塞性疾患 21 16 15
頭部外傷 177 169 136
脊椎・脊椎疾患 0 4 1
水頭症・奇形 31 30 26
その他 59 50 45
総入院数 452 419 358

手術実績(重複有り)

表は左右スクロールできます

疾患名・術式 2017年 2018年 2019年
脳腫瘍手術 17 17 15
脳動脈瘤手術
(そのうち未破裂)
24(4) 19(1) 11(6)
脳出血手術 10 8 8
脳動静脈奇形手術 0 0 1
頸動脈血栓内膜剥離術 6 8 5
血管吻合術 1 5 3
頭部外傷手術 63 73 56
水頭症手術 29 30 26
脳血管内手術 4 2 5
神経内視鏡手術 6 8 4
その他 13 15 17
総手術数 167 185 147