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外来診療情報

★再診予約制


外来担当医表

 
1診 武林 悟 森田 祥 武林 悟 武林 悟 森田 祥
2診 伴 昭宏 遠藤 志織 伴 昭宏 遠藤 志織 伴 昭宏
3診 遠藤 志織 大石 宏虎 大石 宏虎 森田 祥 大石 宏虎
午後診(予約制) 遠藤 志織

休診情報

土・日曜日、祝日、年末年始は休診です。
※急病等での交代はご容赦ください。

8月4日(火),6日(木),7日(金)
森田 祥
8月12日(水),14日(金)
伴 昭宏
8月17日(月),18日(火),20日(木)
遠藤 志織
9月3日(木)
武林 悟
9月23日(水),25日(金)
大石 宏虎

医師紹介

  • 武林 悟 (たけばやし さとる)

    補職名
    副院長・部長
    経歴
    浜松医科大学(昭和62年卒)
    専門医等認定
    日本耳鼻咽喉科学会専門医
    日本耳鼻咽頭科学会専門研修指導医
    補聴器相談医
    日本医師会認定産業医
    医学博士
  • 森田 祥 (もりた しょう)

    補職名
    部長
    経歴
    浜松医科大学(平成10年卒)
    専門医等認定
    日本耳鼻咽喉科学会専門医
    日本耳鼻咽頭科学会専門研修指導医
  • 伴 昭宏 (ばん あきひろ)

    補職名
    医長
    経歴
    浜松医科大学(平成15年卒)
    専門医等認定
    日本耳鼻咽喉科学会専門医
    補聴器相談医
  • 遠藤 志織 (えんどう しおり)

    補職名
    医長
    経歴
    浜松医科大学(平成18年卒)
    専門医等認定
    日本耳鼻咽喉科学会専門医
    日本耳鼻咽喉科学会専門研修指導医
    日本耳鼻咽喉科学会騒音性難聴担当医
    補聴器相談医
    日本東洋医学会漢方認定医
    医学博士
  • 大石 宏虎 (おおいし ひろと)

    補職名
    医師
    経歴
    東邦大学(平成30年卒)
  • 水田 邦博 (みずた くにひろ)

    補職名
    医師(非常勤)
    専門分野
    耳科手術
    経歴
    浜松医科大学(昭和56年卒)
    専門医等認定
    日本耳鼻咽喉科学会専門医
    日本耳鼻咽喉科学会専門研修指導医
    補聴器相談医
    医学博士

診療科紹介

慢性疾患から急性炎症・悪性腫瘍まで、さまざまな重症度の患者さんに対し、それぞれとしっかり向き合い、常に患者さんの苦痛をなるべく早く除去し、的確に治すことを目的に診療を行っています。

中耳手術・耳管センター

このたび、令和2年4月より中耳手術・耳管センターを耳鼻咽喉科に付属する形で開設いたします。当センターはその名の通り、中耳をおもな治療の対象としています。中耳というのは鼓膜、鼓室(鼓膜のさらに奥の空間で、耳小骨という振動を伝える骨が存在します)、耳管(鼓室と咽頭をつなぐ管)といった構造を含んでいます。具体的には慢性中耳炎、耳小骨形態異常や耳硬化症による難聴、癒着性中耳炎、真珠腫性中耳炎などの病気に対して患者さんとご相談しながら治療を進めていきます。

実際の診療の中ではこれらの病気の原因として、“耳管の働きのわるさ”がみられることが多くあります。耳管の働きがわるい方は、幼少の頃は滲出性中耳炎(鼓膜の内側に滲出液が溜まる)を繰り返し、段々と鼓膜が内側へ凹んで癒着性中耳炎(鼓室の壁に鼓膜が張りついてしまう)を起こし、最終的には周囲の骨を溶かしてしていく真珠腫性中耳炎へと進展することがあります。さらにこのような方では手術で真珠腫をいったん取り除いても、耳管の状態が悪いままですと再び鼓膜が凹んでしまい、そこから再び新たな真珠腫ができはじめる“再形成性再発”というタイプの再発を多く起こします1)

現在の医学では、耳管の機能や構造自体を根本から治す方法は残念ながらありません。しかし、各々の患者さんの耳管の状態を把握して、それに合わせた生活指導や処置を行うことにより、その悪い影響を最小限に留めることはできると考えています。このように、当センターでは耳管の機能に着目しつつ、“長期的な視点で中耳の病気を治しきる”ということを目指しています。なお、耳科手術に際しては治療に要する患者さんの負担を少しでも減らすべく、短期での入院治療をこころがけます。入院期間は術後の状況や個人差にもよりますが4〜7日間程度を見込んでいます。いずれの場合も退院後は外来通院を要します(疾患や状況により必要な経過観察期間は異なります)。

また、当センターでは耳管の働きの悪さについて一元的に治療的なアプローチを行いたいという考えから、先述の滲出性中耳炎、癒着性中耳炎、真珠腫性中耳炎の背景として考えられる耳管狭窄症や耳管開放症に対する診療も行います。さらに、このなかでも特に治療が難渋しやすい耳管開放症についてはその適応を判断した上で耳管ピンをはじめとする外科的治療も検討いたします(シリコン製のプラグを鼓膜経由で耳管に挿入する自費診療です。鼓膜穿孔遺残など併発症もあり2,3)、適応は難治例のみで病態により判断します4)

参考文献

  • 1) Endo S, Mizuta K, Takahashi G, et al: Postoperative Course of Pars Flaccida Cholesteatoma Patients with Habitual Sniffing . Otology & Neurotology, 2020 in Press
  • 2) Kikuchi T, Ikeda R, Oshima H, et al: Effectiveness of Kobayashi plug for 252 ears with chronic patulous Eustachian tube. Acta Otolaryngol 137: 253-258, 2017.
  • 3) Endo S, Mizuta K, Takahashi G, et al: The effect of ventilation tube insertion or trans-tympanic silicone plug insertion on a patulous Eustachian tube. Acta Otolaryngol 136: 551-555, 2016.
  • 4) 遠藤志織,水田邦博,高橋吾郎 ほか: 鼻すすり癖からみた耳管開放症の病態と治療法. 耳鼻咽喉科臨床111: 161-166, 2018

対象となる主な疾患

  • ・慢性中耳炎
  • ・耳小骨形態異常や耳硬化症による難聴(伝音性難聴、混合性難聴)
  • ・癒着性中耳炎
  • ・真珠腫性中耳炎
  • ・耳管開放症、耳管狭窄症

適応となる主な術式

  • ・鼓膜形成術
  • ・鼓室形成術、乳突削開術
  • ・アブミ骨手術
  • ・耳管ピン挿入術、鼓膜換気チューブ留置術

学会施設認定

  • ・日本耳鼻咽喉科学会 専門医研修施設

主な対象疾患

難聴(きこえにくさ)

音は振動のエネルギーとして鼓膜、耳小骨を伝わり、内耳の中で電気的なエネルギーに変換されて聴神経へと送られ、脳で認識されます。ひとえに難聴(きこえにくさ)といっても患者さんごとにその状況はことなり、難聴の原因となっている部位によって治療方針もかわります。各種聴力検査をもとに診断をおこない、その状況に応じて耳科手術(中耳手術・耳管センター)や補聴器の装用など治療の提案をいたします。補聴器については認定補聴器専門店(公益財団法人テクノエイド協会)とともに調整をおこないます。

突発性難聴

突発性難聴は、それまで耳の病気を経験したことのない人が明らかな原因がないにもかかわらず、ある日突然耳が聞こえなくなる病気です。副腎皮質ホルモンの投与を中心に血管拡張剤などの点滴で治療を行います。通常は10日間の入院が必要となります。難聴の程度により通院による治療も考慮しています。突発性難聴は早期治療(発症より2週間以内)がとても重要なため、急に聞こえにくくなったと思ったら早めに受診することをお勧めします。また、当院には高気圧酸素装置があり、点滴と併用することで良好な結果を得ています。

末梢性顔面神経麻痺

末梢性顔面神経麻痺は、免疫力が一時的に低下した際に、それまでに感染していて神経の中に潜んでいたウイルス(単純ヘルペスウイルスや水痘帯状疱疹ウイルス)が再活性化して、顔面神経をむくませるために生じます。ある日突然、片側の顔の動きが悪くなり、水を飲むときに口角からもれる、閉眼できなくなるなどの症状がでます。末梢性顔面神経麻痺も早期治療(発症より2週間以内)がとても重要で、症状に気が付いたら早めに受診することをお勧めします。症状の程度にあわせて外来・入院でステロイドや抗ウイルス薬による治療を行います。また、特に重度の顔面神経麻痺で発症早期(概ね発症後1ヶ月以内)の方については顔面神経減荷術も検討します。

慢性副鼻腔炎

慢性副鼻腔炎とは、主に細菌やウイルス感染が原因で起こる副鼻腔の炎症を起こす急性副鼻腔炎が、長引いたり繰り返されたりして、その症状が3カ月以上続く副鼻腔炎のことを指します。原則として、まずは薬物療法を2~3ヶ月行います。効果が得られない場合は、鼻内内視鏡を用いた手術により治療します。(1週間程度の入院が必要となります。)

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まってしまったり、浅くなったりを繰り返すため、良好な睡眠がとれなくなってしまう病気です。まず自宅で実施可能なスクリーニング検査を行い、異常があれば入院にて重症度判定のための検査を行います。
気道閉塞の原因がアデノイド肥大や扁桃肥大など、切除により症状の大幅な改善が見込める場合、手術適応となり1週間程度の入院を要します。また、手術による症状の改善があまり見込めない方は、経鼻的持続陽圧呼吸療法(nasal CPAP)を開始し無呼吸の改善を図ります。

慢性扁桃炎

鼻や口から体内に細菌が侵入することを防ぐ役割を果たすリンパ組織である扁桃が、ウイルスや細菌が原因となって炎症を起こす病気です。症状は発熱や全身倦怠感など、風邪の諸症状に伴い、喉の痛み・物を飲み込むときに痛みを感じるようになります。1年に3~4回の扁桃炎を繰り返す場合は、扁桃を摘出する手術を行います。

アレルギー性鼻炎

アレルギーの原因を突き止め、症状にあわせた治療を行います。中等症から重症の患者さんには、下鼻甲介粘膜切除術を含めた手術療法などを行っています。

慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎

真珠腫性中耳炎は、鼓膜が中耳内の陰圧により中耳内に引き込まれ、内部に剥離物が積み重なって細菌感染などの炎症を起こしながら、骨など周囲の構造物を破壊しつつ増大していきます。真珠腫という名称は、見た目が白く丸い真珠に似ているところから名付けられました。「腫」という名が付いていますが、本当の腫瘍(異常細胞が増殖してできたかたまり)とは違い、炎症性のできものです。慢性中耳炎とは、鼓膜に永久穿孔を生じ、感染を繰り返すため、反復性または持続性の耳漏と伝音性難聴を伴う病気です。治療は両者とも、原則手術により行い、通常4〜7日間程度の入院が必要になります。

頭頚部腫瘍

超音波検査・CT・MRI・細胞診などで術前診断を行います。悪性腫瘍が強く疑われる場合、(1)悪性の可能性があるか、将来悪性化する可能性がある、(2)良性腫瘍でも、場所の問題や大きさ等で何らかの不都合が生じる場合、に手術を勧めています。原則的に入院は1週間ほどで、傷は残らないように極力きれいに縫合しています。悪性腫瘍の場合は、その進行度に合わせて化学療法・放射線療法・手術を組み合わせ、できるだけ治療前の状態に近い、機能を温存した根治治療を目指します。
悪性腫瘍の中でも高度な技術が必要な手術の場合、浜松医科大学の頭頸部癌専門医に来てもらい、大学病院の最高レベルの手術が受けられます。

実績

手術統計 2019年

表は左右スクロールできます

耳科手術 17
鼓室形成術 4
鼓膜チューブ挿入術 4
アブミ骨手術 1
乳突削開術 4
先天性耳瘻管摘出術 3
耳科手術他 1
鼻科手術 70
内視鏡下鼻・
副鼻腔手術
38
鼻中隔矯正術 12
鼻甲介切除術 5
顎・顔面骨折整復術 10
鼻科手術他 5
口腔咽喉頭手術 162
扁桃摘出術 102
舌/口腔/
咽頭腫瘍摘出術
 口蓋垂・軟口蓋形成術 0
 舌・口腔良性腫瘍摘出術 2
 舌・口腔悪性腫瘍摘出術 3
 咽頭良性腫瘍摘出術 2
 咽頭悪性腫瘍摘出術 1
喉頭微細手術 24
嚥下機能改善/誤嚥防止/
音声機能改善手術
5
アデノイド切除 17
口腔咽喉頭手術他 6
頭頸部手術 78
頸部郭清術 8
頭頸部腫瘍摘出術
 顎下腺良性腫瘍摘出術 2
 顎下腺悪性腫瘍摘出術 1
 耳下腺良性腫瘍摘出術 8
 耳下腺悪性腫瘍摘出術 1
 甲状腺良性腫瘍摘出術 12
 バセドウ病手術 0
 甲状腺悪性腫瘍摘出術 6
 鼻・副鼻腔良性腫瘍摘出術 4
 鼻・副鼻腔悪性腫瘍摘出術 0
 喉頭悪性腫瘍摘出術 1
 リンパ節生検 9
 頸部嚢胞摘出術 0
 顎下腺摘出術(唾石) 3
頭頸部手術他 17
食道異物摘出術 0
気管異物摘出術 0
異物摘出術(外耳・鼻腔・咽頭) 0
気管切開術 6