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外来診療情報

★再診予約制
★外来休診日:火曜日


外来担当医表


 
1診 城田 和明 中村  肇 城田 和明 中村  肇
2診 戸塚 裕一 中村  肇
ペースメーカー外来(1回/月)

休診情報

土・日曜日、祝日、年末年始(12/29~1/3)は休診です。
※急病等での交代はご容赦ください。

8月18日(木)
城田 和明(代診:戸塚)
  

医師紹介

  • 中村 肇 (なかむら はじめ)

    補職名
    部長
    経歴
    藤田保健衛生大学(昭和59年卒)
    専門医等認定
    日本外科学会専門医
    日本循環器学会専門医
    腹部大動脈瘤ステントグラフト指導医
    下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術指導医
    日本胸部外科学会認定医
    日本外科学会認定医
    医学博士
  • 城田 和明 (しろた かずあき)

    補職名
    副部長
    経歴
    浜松医科大学(平成3年卒)
    専門医等認定
    心臓血管外科専門医
    心臓血管外科修練指導医
    日本外科学会専門医
    腹部大動脈瘤ステントグラフト指導医
    胸部大動脈瘤ステントグラフト実施医
    下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術指導医
    日本血管外科学会認定血管内治療医
    日本胸部外科学会認定医
    日本外科学会認定医
    日本病院会臨床研修指導医
    JATECコース修了
    日本DMAT隊員(災害派遣医療チーム)
    医学博士
  • 戸塚 裕一 (とつか ゆういち)

    補職名
    医長
    経歴
    琉球大学(平成20年卒)
    専門医等認定
    日本外科学会専門医
    下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術実施医
    腹部大動脈瘤ステントグラフト指導医

診療科紹介

「身体に優しく、心に優しい医療」をモットーに患者さんひとりひとりに合わせた安全で良質な手術・治療を目指しています。

学会認定

  • ・日本外科学会 外科専門医修練施設
  • ・心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設(基幹施設)

主な対象疾患と治療法

  • ・虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)(冠動脈バイパス術、左室形成術など)
  • ・心臓弁膜症の手術治療(人工弁置換・自己弁温存弁形成術)
  • ・その他の心臓疾患(成人先天性心疾患、心臓腫瘍など)
  • ・心臓・血管外傷(手術、カテーテル血管内治療)
  • ・大動脈疾患(胸部・腹部大動脈瘤、解離性大動脈瘤、動脈炎症候群 等)
    (開胸人工血管置換術、ステントグラフト術、ハイブリット手術)
  • ・末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症:ASO)、バージャー病など)
    (バイパス手術、ステント術、ステントグラフト術)
  • ・内臓動脈瘤、腎動脈狭窄など(手術、カテーテル血管内治療)
  • ・静脈疾患(下肢静脈瘤・深部静脈血栓症、肺梗塞 等)
    (レーザー、高周波静脈内焼灼術、静脈内グルー充填術)
  • ・血液透析用シャント作成・修復
  • ・下肢・上肢の浮腫(静脈性浮腫、特発性リンパ浮腫、癌術後のリンパ浮腫など)
    (リンパ管‐細静脈吻合術)

大動脈瘤(動脈硬化性、解離性)

大動脈とは、心臓から出る最も太い血管(動脈)で、胸部から腹部にかけて枝を出しながら通っています。これが「こぶ」の様に膨らむのが大動脈瘤です。これは徐々に拡大し、破裂すると生命の危険があります。

胸部大動脈瘤についてはほとんど無症状で進行し、偶然他の疾患で施行されたCT検査などで見つかることが多いです。その瘤の部位、形状、患者様の年齢や基礎疾患などにより、従来の開胸による人工血管置換術の他に、より低侵襲な胸部ステントグラフト内挿術を行っており、入院期間も1週間程度です。

腹部大動脈瘤はほとんどが動脈硬化性で、近年高齢化に伴い罹患率は高くなってきています。腹部に拍動するしこりがあれば、早めの受診が必要です。破裂前に手術を施行すれば、高齢の方でも手術は安全に行えます。従来の開腹手術による動脈瘤切除・人工血管置換術、また、より低侵襲の腹部ステントグラフト内挿術を行っています。

急性の大動脈解離は緊急性を必要とします。これは生命を脅かす大病で、胸部や腰背部にこれまでに経験したことのないような激痛がおこった時はこの疾患を疑います。この場合はすぐに救急車を要請してください。

狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患

循環器内科による検査の結果、複数の冠動脈に狭窄がある場合やカテーテルでのステント治療が困難と判断された場合は冠動脈バイパス手術が必要となります。手術は、人工心肺装置(体外循環)を用い心停止下にバイパスを行う従来の方法の他に、高齢者、大動脈硬化症や脳血管障害既往患者など体外循環によって害を及ぼす可能性が高いと考えられる患者さんに対しては、人工心肺装置を用いず心臓が拍動したままにバイパスを行う手術も行っており、良好な成績を得ています。

弁膜症

弁膜症は、大動脈弁、僧帽弁、三尖弁のそれぞれについて、硬く狭くなる狭窄症、逆流が生じる閉鎖不全症があります。弁膜症は主に心雑音によって偶然発見されることがあり無症状に経過する期間が長く、息切れなどの症状を自覚した時には既に心筋のダメージが予想以上に進行してしまっていることがあります。手術を安全に行うためには心不全に陥る前に行うことがすすめられます。手術は弁を人工のもの(機械弁・生体弁)に取り換える弁置換術、僧帽弁閉鎖不全症に関しては壊れた程度によっては自己弁を温存し修復する弁形成術を施行しています。弁膜症の手術成績は心機能によるところが大きく、いたずらに手術を引き延ばすべきではないと考えます。外科治療を念頭にいれて循環器専門医による評価と定期的な受診が必要です。
また、弁膜症に合併した心房細動には、メイズ手術を同時に行うことによって、洞調律に回復する可能性もあります。

慢性心不全

虚血性心不全や拡張型心筋症などにて、重症の慢性心不全に陥ってしまった患者さんには、左心室形成術(Dor手術など)に両心室ペーシング療法(心臓再同期療法)を組み合わせ、当院不整脈科チームと協力し、心機能を少しでも改善させ、できる限り日常生活を質良く送っていただけるよう努力しております。

下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)

下肢の痛み、冷感、しびれ、特にある一定の距離を歩行すると下肢に痛みが生じ、休むと歩行可能になる(間歇性破行)症状は下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)の主症状です。足の動脈に狭窄や閉塞がある場合は、局所麻酔下にカテーテルによるバルーンで狭いところを広げ、ステントという金属の支えを挿入し、再狭窄を防ぎます。それができないような場合には外科的バイパス手術(別の血管の通り道を作る)を施行します。さらにバイパス手術もできないような場合は点滴治療などの薬物療法も行います。 また四肢の急性動脈閉塞症(急性の痛み、冷感、色の悪化)は発症後迅速な処置が必要となりますので、すぐに救命センターを受診してください。
動脈硬化症・下肢の虚血については、軽傷から重症まで、外来通院から入院まで、内服・運動治療からカテーテル治療・手術・点滴治療までと、全般に渡っての診断・治療を進めています。したがって、個々の患者さんに最適な治療法を選択することが出来ます。

下肢静脈瘤・血管治療センター

足の太い血管がボコボコと蛇行したように浮き出る、細い血管が集まった状態になって見える、といったものは、下肢静脈瘤の可能性があります。他に症状としては、足がむくむ、だるい、足がつるなどの自覚症状がでる場合があります。そのまま放っておくと、症状が進行し色素沈着や潰瘍に至るケースもあります。また、下肢静脈瘤の方は、静脈瘤に血液が溜まりやすく血栓という血の塊ができることがあります。そのため、肺塞栓症をおこしエコノミークラス症候群の原因になることがあるとも言われています。
当院では2011年から、下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術(レーザー または高周波)を先駆けて開始し、現在までに2500例以上という多くの実績を有しています。また2年前からは静脈内に医療用接着剤(ベナシール)を充填させる治療法を行っており、より痛みも少なくてすむようになりました。

下肢静脈瘤

足の静脈がこぶの様にボコボコと膨らむ病気(静脈瘤)が見られる場合は、お気軽に当科にご相談ください。局部注射によって静脈怒張を失くす硬化療法による治療は外来で実施出来ます(所要時間15分程度)。こむら返りや下肢倦怠感などの症状、色素沈着、浮腫、皮膚炎、皮膚潰瘍などがみられる場合は、高位結紮術といわれる日帰りで行う小手術(30分程度)や、レーザー手術、高周波手術、静脈内グルー充填術(いずれも1時間程度)、さらに重症な場合は1泊入院にて局所麻酔で行うより根治的な静脈瘤抜去・切除術があります。


深部静脈血栓症

いわゆるエコノミークラス症候群と言われているもので、下肢の深部静脈に血液の固まりができ、静脈の血流が停滞するために突然の急激な下肢の腫脹・むくみを来たします。発症後1週間以内であれば、特殊なカテーテルによる血栓溶解療法などが有効です。軽く考えていると、血栓が肺まで飛散し、肺梗塞を併発し、生命を脅かす危険性がありますので、あまり動き回らずにすぐに受診することが大切です。

下肢・上肢浮腫専門外来

原因不明の上下肢浮腫、がん治療後の上下肢浮腫などを診療しています。浮腫の原因としては、静脈血栓性、リンパ性、廃用性(四肢を動かさないために起こるもの)などがあり、原因に応じて治療を行っています。
特に、リンパ浮腫では、状態により局所麻酔下での【リンパ管‐細静脈吻合術】によって浮腫が改善されることがあります。是非ご相談ください。

NCD事業への参加について

当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。
この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

詳細はこちら(PDF)
一般社団法人National Clinical Database(NCD)ホームページ

実績

手術実績

術名 2019年 2020年 2021年
心臓・大血管外科手術 弁膜症手術(弁置換・弁形成) 17 20 14
冠動脈バイパス手術 12 10 4
心臓その他 3 7 5
大動脈・末梢動脈疾患 大動脈瘤(胸部) 7 7 5
大動脈瘤(腹部) 3 11 1
ステントグラフト
(胸部)
4 3 11
ステントグラフト
(腹部)
16 15 21
下肢動脈バイパス術 14 18 17
下肢動脈ステント治療 15 17 13
その他の末梢動脈手術 その他に含む 10 6
静脈疾患 静脈瘤血管内焼灼術・塞栓術 92 62 45
静脈瘤手術
(ストリッピングなど)
11 10 3
硬化療法 8 4 2
深部静脈血栓症 10 11 9
リンパ浮腫 リンパ管細静脈吻合術 - 2 4
呼吸器 VATS 3 7 5
ペースメーカー 植込・電池交換など 1 4 3
その他 シャント他 32 17 24
合計 248 235 192