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home vol.56:安心して受診を!病院での治療

病状に合わせて手術による治療を行います

鼠径ヘルニアを根本的に治療するには手術によってお腹の穴をふさぐ必要があります。現在は「メッシュ」と呼ばれる人工の網を使って穴を補強する方法が一般的です。痛みが少なく再発率も低い(1〜5%)のが特徴です。当院では、傷が小さく回復も早い腹腔鏡手術や、鼠径部切開法など、患者さんの状態に合わせて適切な術式を選択しています。また、2026年6月から、より精度の高い手術支援ロボット「ダヴィンチ」を用いた手術を開始しました。

筋肉のすき間から臓器が脱出   人工の網(メッシュ)で補強

 

鼠径ヘルニアの治療Q&A

Q. 高齢なのですが、手術は受けられますか?

A. はい。ご高齢の方でも手術は可能です。 当院では、心臓や持病の状態を事前にしっかり確認し、患者さんの体力に合わせた麻酔方法や手術方法を選択します。むしろ、体力が落ちてから緊急手術になるよりも、元気なうちに計画的に治しておく方が、術後の回復もスムーズです。

 

Q. 手術後、仕事や家事はいつから復帰できますか?

A. 術式にもよりますが、デスクワークや軽い家事なら退院翌日から可能です。 重いものを持つ仕事や激しいスポーツは術後1ヵ月程度控えるようお願いしています。お仕事の都合に合わせたスケジュール調整も可能ですので、診察時にご相談ください。

 

Q. 「メッシュ」という異物を体に入れても大丈夫なのですか?

A. はい。世界中で標準的に使われている安全な素材です。 人工の網(メッシュ)を使うことで、無理に筋肉を縫い合わせることなく穴を塞げるため、術後の痛みが少なく、再発率も下がりました。長期間体内に入れておけるよう、アレルギーが起きにくい素材で作られています。

 

Q. 脱腸帯(ヘルニアバンド)で治すことはできませんか?

A.  根本的な治療にはなりません。脱腸帯はあくまで「一時的に飛び出さないように押さえるもの」です。 長期間使い続けると、周囲の組織が硬くなって手術が難しくなったり、皮膚トラブルの原因になったりすることもあります。手術までの待機期間に一時的に使うことはありますが、基本的には手術をおすすめしています。

 

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