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メディア掲載情報

メディカルコラム「こどもの花粉症について」

ジュニアアスリート静岡(2026年3月no.60)のメディカルコラムに小児科 髙栁 文貴 医師が寄稿しました。ジュニアアスリートは当院外来パンフレットスタンドや市内各所で配架しています。ぜひお手に取ってご覧ください。

 


 

こどもの花粉症について

 

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)は年々かかっている人が増えてきており、それは小児でも同様です。鼻水、鼻づまり、くしゃみなど鼻症状の他に、アレルギー性結膜炎として目のかゆみなどの眼症状を示します。どの花粉に反応しているかは血液検査で調べることができ、日本ではスギ花粉による花粉症や通年性のダニアレルギーによる鼻炎が多いとされています。

 

治療としては抗ヒスタミン薬の内服や点鼻、点眼などが症状に応じて行われます。従来はこれらの薬で症状を抑えることが治療の基本でしたが、最近ではスギもしくはダニが原因の場合は舌下免疫療法という、アレルギーの原因物質自体への抵抗力をつける治療が行われています。

 

舌下免疫療法は5歳ころから可能で、11回、舌の下に錠剤を置き、1分ほど待って飲み込むだけの簡単な治療です。一定期間の治療を続けることで、治療をやめた後も数年間鼻炎の症状が治まったとの報告もあります。アレルギー性鼻炎は症状が強い場合はティッシュが手放せなかったり、夜に眠れなかったり、集中力が落ちたりと日常生活に支障が出ることもあり、症状がつらい場合は舌下免疫療法を行うことで生活の質が改善することがあります。

 

舌下免疫療法は、さまざまな医療機関で実施されています。花粉症がつらいお子さんは、お近くの小児科や耳鼻咽喉科にご相談ください。

 

小児科 
髙栁 文貴