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home vol.44:ダヴィンチとは
手術支援ロボットダヴィンチは1990年代に米国で開発され、1999年から医療機器として販売されています。ダヴィンチの多関節機能や手ぶれ補正機能、モーションスケール機能※により精密かつ正確な手術が可能となりました。
体表に約1cmの小さな穴を開けて手術を行うため、出血量が少なく、術後の疼痛軽減や機能温存の可能性が向上するなど患者さんにとってもさまざまなメリットがあります。
※術者の動きを縮小してインストゥルメント(鉗子)に伝える機能
機器構成
4本のアームを備えたロボット部と、それをコントロールする操作部、術野を映し出すモニター部の3つのユニットの連動で手術を行います。人の手より可動域が広く、インストゥルメント(鉗子)が深部まで届きます。また手ぶれ補正機能やモーションスケール機能により術者の微細な操作をより正確に再現することができます。
導入メリット
患者さんのメリット
- ・出血量が少ない
- ・術後の痛みが軽い
- ・合併症のリスクが低い
- ・回復が早い
- ・機能温存が向上
術者のメリット
- ・3Dの高精度拡大画像
- ・多関節機能による精緻な操作
- ・手ぶれ補正機能