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home vol.47:腎臓のエキスパート集団が支えます!済生会CKD(慢性腎臓病)医療チーム

慢性腎臓病の患者さんの多くが、自宅で生活しながら通院治療を続けています。病気をこれ以上進行させないためには、普段からの生活習慣のコントロールが大切。当院では腎臓内科の医師のほか腎臓病ケアに詳しいスタッフが様々な角度から患者さんの毎日を支えています。

 

リハビリテーション服薬管理看護・啓発活動栄養管理他の診療科

 

慢性腎臓病リハビリテーションを行っています

リハビリテーション
認定理学療法士/腎臓リハビリテーション指導士
永田有沙

●当院CKD治療チームの特徴は?
慢性腎臓病の方へのリハビリテーションの分野はまだ新しく、専門的に行っている病院は多くありません。当院では特に、透析治療を開始する方に、開始後も仕事や趣味を継続して行える体力を維持できるようリハビリテーションを行っています。

●治療にあたって大切なポイントは?
慢性腎臓病の方が他の病気や怪我で入院することをきっかけに一時的に腎機能が悪化してしまうことがあります。そのような時期に運動を頑張りすぎてしまうと、腎機能回復の妨げになることがあります。しかし、ずっと寝ていると動くことが大変になり、日常生活や仕事への復帰が遅れることもあります。入院している方は理学療法士が介入し、腎臓を守りながら適切な負荷での運動を行っています。
患者さんご自身も、ご自宅で体調が優れないときや腎臓病による症状が出ているときは注意してほしいと思います。いつも楽にできている動作で息切れをするようなら受診することをお勧めします。

●慢性腎臓病の患者さんへメッセージを
慢性腎臓病は決して珍しくない病気ですが、その原因は様々で、人によって治療や経過は異なります。まずは適切な治療を受けることと、適切な生活習慣が大切といわれます。病気について知り、ご自身の状態を正しく理解するために、当院で行っている腎臓病教室にぜひ参加していただきたいなと思います。


薬の服用について何でもご相談ください

服薬管理
薬剤師
芳賀若菜

CKD治療チームの薬剤師の役割は?
腎臓病になると薬と長く付き合っていくことになります。腎臓の状態変化に応じて薬の量が変わることもありますので、処方された薬の量が患者さんにとって適切かどうかをチェックしています。場合によっては医師に問い合わせをして、薬の量を調節してもらいます。

治療にあたって大切なポイントは?
まずは医師の指示通りに薬を飲むことが大事です。勝手にやめたり調節したりしないようにしましょう。また、既に腎臓の機能が低下している方は、市販の鎮痛剤など使用に注意が必要な場合もあります。服用希望があれば近くの薬剤師に相談してみてください。

慢性腎臓病の患者さんへメッセージを
薬の服用などで心配なことがあればぜひ薬剤師を頼ってください!飲みにくい薬や管理に不安がある時もご相談に応じます。また、薬の情報を把握するのに役立つので、ぜひお薬手帳を活用しましょう!


慢性腎臓病は血管の病気です

看護・啓発活動
透析センター看護師
杉山佳代子

CKD治療チームの看護師の役割は?
地域の皆様に慢性腎臓病を知っていただくために、腎臓病教室を企画・開催しています。また、腎代替療法に移る前に行う「療法選択外来」で、腎機能が低下した患者さま・ご家族に向け、腎代替療法の説明や自分に合った治療の選択ができるようにサポートしています。

治療にあたって大切なポイントは?
慢性腎臓病は血管の病気です。血管を守るために、毎日血圧測定をし自分の血圧値を知ること、血圧が高くならないように塩分摂取量に注意すること、処方された薬は医師の指示通り内服すること、適度に運動をすることが大切になります。

慢性腎臓病の患者さんへメッセージを
低下した腎機能を完全に治すことはできませんが、進行を遅らせることはできます。そのために、今日から生活習慣を見直しましょう。


個々の生活や状況に合わせて栄養介入しています

栄養管理
管理栄養士/腎臓病療養指導士
中川立哉

CKD治療チームの管理栄養士の役割は?
慢性腎臓病患者さんの食事管理や療法支援を主に担っています。保存期の食事療法はステージごとに異なるため、患者さんの喫食状況をしっかりと把握し、個々の生活や状況に合わせた適切な栄養介入を行うことを最も意識しています。

治療にあたって大切なポイントは?
入院中の患者さんには病態に合わせた食事提供を行っています。病気の進行度、腎臓病を引き起こすもととなった原疾患、体格や活動量など、様々なことに注意し、安心安全な食事を提供するようにしています。また患者さん本人や家族へ栄養指導を行い、適切な食事療法の理解に努めています。

慢性腎臓病の患者さんへメッセージを
慢性腎臓病だけに言えることではありませんが、誰しもが病気に対しては不安に感じると思います。悩んだ時は遠慮なく、私たち医療スタッフまでご相談ください。


院内の全ドクターがチームの味方です

他の診療科
循環器内科・内分泌代謝科・心臓血管外科・形成外科など

腎臓病の患者さんは心臓や血管障害などの合併症リスクも高くなるため、当院の循環器内科や脳神経外科、心臓血管外科、形成外科、糖尿病診療を担う内分泌代謝科など、他科の医師とも連携して治療にあたっています。

 

 

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