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home vol.51:【Doctor Profile】呼吸器外科 科長 高橋耕治

患者さんにずっと寄り添いながら治療に取り組んでいるドクターはどんな人?気になる横顔をご紹介します。

呼吸器外科
科長 高橋 耕治
Koji Takahashi

患者さんに治療について話すとき、身近なものにたとえて分かりやすく説明するのが得意な高橋医師。気さくなキャラクターと深い知見で患者さんの不安を和らげています。

京都市生まれ京都市育ち。京都外国語大学から(社会人を経て)香川大学医学部に入り直し2006年に卒業、初期研修終了後に呼吸器外科医となった。京都大学医学部呼吸器外科医局に入局し、ドイツへの臨床留学を経て京都大学病院や関連施設で臨床経験を積んだ後、2015年に京都大学大学院医学研究科で肺癌の基礎研究を開始した。大学院の課程を終了後に再度ドイツに渡って研究を続け、2020年に帰国し医学博士号を取得。静岡市立静岡病院を経て、2022年に当院で呼吸器外科を開設し今に至る。

[専門医等認定]
日本呼吸器外科学会認定呼吸器外科専門医
日本外科学会認定外科専門医
医学博士
臨床研修指導医

 


Q. 呼吸器外科医を目指したのはなぜ?

「手術のできる内科医」が目指す医師像です。呼吸・循環器に関わる呼吸器外科は、全身管理もでき手術もでき、肺の感染症や免疫にも関わります。様々なことに対応できる医師になりたくて志望しました。

 

Q. 心がけていることは?

がんを治療するというより、患者さんがハッピーに暮らしていけるにはどうしたらいいかを考え診療を行っています。手術や抗がん剤ばかりが治療のすべてではなく、患者さんがこれからどんな人生を生きたいのかを大切にしたいと思っています。

 

Q. 地域の連携医の皆様へ一言

当院の呼吸器内科・外科では、幅広い呼吸器疾患の対応が可能です。胸部異常陰影やその他の胸部の疾患に関しては安心して当院にご紹介いただければ幸甚です。偶発的に見つかったGGO(すりガラス状結節)なども対応可能です。また、私は京都大学勤務時代、肺移植治療にも関わっていました。肺移植の適応相談や、今後の移植に向けての大学病院への紹介(京都大学、名古屋大学・東京大学など)も可能ですので、そのような患者さんがいらっしゃれば当院にご相談ください。

 

Q. 静岡済生会の良いところは?

他科との垣根が低いため、医師同士や他の職種同士が容易にコミュニケーションできるので、いろいろな場面で素早く話が進みます。

 

Q. 自分のキャラを一言で言うと?

周りからはコミュニケーション能力が高いと言われます。

 

Q. 趣味や特技は?

サッカー(主に欧州サッカー中継)、音楽制作。

 

Q. 最近感動したことは?

京大の同期入局の呼吸器外科医、齊藤正男医師が当院の仲間になってくれたこと。これで、呼吸器疾患に対して当院で対応できることがかなり広がります!

 

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