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home vol.52:はじめよう!コツコツ「骨活(ほねかつ)」【栄養編】

骨粗しょう症にならないために、進行させないために、大切なのは毎日の習慣です。予防のポイントをご紹介します。

 

まず骨密度を測ってみましょう

骨粗しょう症は自覚症状がないまま進行することが多く、気づかないうちに骨がもろくなっている場合があります。骨密度は骨の強さを数値で知ることができる検査で、30〜40代のうちから定期的に測定しておくことが大切です。日頃から自分の骨の状態を知ることで、必要に応じた生活改善や治療が早めにでき、将来の骨折リスクを減らすことができます。

 

カルシウム&ビタミンDを摂りましょう

骨を丈夫にするカルシウムは、1日800mgを目標に摂りましょう。牛乳を1カップ飲んでも230mgですから、意識して多めに摂ることが必要。チーズやヨーグルトなどの乳製品、大豆製品、小魚や桜えび、緑黄色野菜などに多く含まれています。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも大切。シラスやイワシなどの魚やきのこを摂りましょう。

 

ダイエットや美白がリスクに!?

体重を減らすために無理なダイエットをすると、筋肉や骨まで減ってしまいます。筋肉が減ると転びやすくなり、骨折リスクも高まります。食事はバランス良くとりましょう。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDは食事から摂取できるほか、紫外線を浴びることで体内でも生成されます。美白のために日差しを避けてばかりいるとビタミンD不足につながることもあります。

 

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