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home vol.54:脳卒中の患者さんを支える看護
脳卒中で入院した患者さんは、リハビリテーションで体の機能回復を行い、退院してからも病院を受診しながら再発を防ぐ生活を送ることになります。当院では、担当医師と脳卒中リハビリテーション認定看護師を中心にリハビリテーションスタッフや診療放射線技師などが連携し、患者さんと共にQOL向上を目指しています。

解説/脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 佐野あゆみ
脳卒中リハビリテーション認定看護師とは
脳卒中リハビリテーション認定看護師の役割は、脳卒中で入院する患者さんの重症化を防ぎ、再発の早期発見につなげたり、退院後の患者さんの生活を見据えたケアができるよう、関係スタッフと連携したりアドバイスを行ったりすることです。また、別の病気などで入院中に脳卒中を起こす患者さんもいますので、そのとき担当の看護師が迅速に対処できるよう、病棟看護師に自分の経験を伝えることもしています。
脳卒中は一度発症するとずっとつきあっていく病気です。患者さんが集中治療室にいるときから病状を見極め、残っている身体の機能を最大限に活用する方法を探りながら、その先の人生に目標をもっていただけるように患者さんやご家族と関わりを持っていきます。中には、注意力や集中力が落ちるなど、外からはなかなか理解できない高次脳機能障害を抱える患者さんもいます。病院はそうした方が生活を再構築できるよう、新たな方法を医療スタッフと共に探す場所。家に帰ってうまくできなくても、病院に来て悩みを話すことでひと息つけるような存在でありたいと思っています。
