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home vol.56:鼠径ヘルニア(脱腸)はどんな病気?
鼠径ヘルニア(脱腸)とは、
腸などの組織がおなかの筋肉のすき間から皮膚の下に出てくる病気です
一般的に「脱腸」と呼ばれる鼠径ヘルニアは、本来腹筋の内側におさまっている腸や脂肪が、足の付根(鼠径部)の筋肉のすき間から皮膚の下に飛び出してくる病気です。赤ちゃんや若い方にも見られますが、特に加齢によって筋力が低下した高齢者に多い病気です。また、立ち仕事や重いものを持ち上げる動作、便秘などにより、日常的に腹圧がかかることで発症しやすくなります。

「痛みがない」「生活に問題ない」
でも放置していると・・・!
最初のうちは特に強い痛みを感じないため、病院にかかるほどでは・・・とそのままにしている方もいるかもしれません。ですが、病気が進行すると、飛び出した腸が筋肉のすき間にはさまって戻らなくなり(嵌頓(かんとん)状態)、やがて腸が壊死する重篤な状態になることもあります。膨らみが硬くなった、強い痛みや嘔吐などの症状が出たら、すぐに受診しましょう。
受診を迷っている方へ。
不安は早く解消しましょう
鼠径ヘルニアになった方は無意識に運動や趣味などを制限してしまいがちです。ポコッと出てくる違和感や、そのたびに押し戻す手間は、想像以上にストレス。痛くなるかもしれないという不安もつきまといます。早く治して、やりたいことをあきらめない生活を。手術を受けた方の多くが「もっと早く受ければ良かった」と感じるようです。
