• 標準

背景色

臨床研修センター長 ご挨拶

研修医の皆さんには、若いうちにできる限り多くの経験を積んでもらいたいと考えます。当病院では救命救急の現場で、患者さんへのファーストタッチを研修医に任せます。背後では大勢のベテラン医師が見守っていますから、安心して多くの症例と向き合えます。受け身ではなく自分から積極的に課題に立ち向かうこと、多くの症例を経験し勉強を重ねることで充実した2 年間が送れるはずです。

2年目以降は希望する進路に合わせた研修ができるよう、研修プログラムの自由度を高く設定しています。診療科ごとの垣根は低いので、安心してじっくりと適性に合った進路を探してください。気候も人情も和やかなこの地で、医師としての豊かな人間性を養いましょう。

臨床研修センター長・プログラム責任者
戸川 証

臨床研修理念・基本方針

臨床研修理念

当院の理念・基本方針の下、医師としての人格を涵養し、将来の専門性にかかわらず、医学・医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度・技能・知識)を身につけることを目的とします。

臨床研修基本方針

  • 1.医の倫理を理解し、医師としての人格を高めるよう努力します。
  • 2.患者の視点に立った安全で質の高いチーム医療を提供します。
  • 3.プライマリーケアを中心に、十分な知識と技術を身につけます。
  • 4.地域・社会に貢献できる医療人となるために、全職員が協力し、指導体制の充実・研修環境の整備に努めます。

NPO法人卒後臨床研修評価機構による認定

当院は、2019年9月6日NPO法人卒後臨床研修評価機構(略称JCEP)による更新審査を受審し4年の認定を受けました。

JCEPによる認定は、国民に対する医療の質の改善と向上を目指すため、臨床研修病院における研修プログラムの評価や研修状況の評価を行い、臨床研修プログラムの改善、良質な医師の養成に寄与することを目的としています。

JCEPより「貴院は、地域における中核的な病院として社会の要請に適切に対応できています。地域住民のみならず、医学生からも高い評価を得ています。研修医は明るく伸び伸びと研修し、学年を超えたチームワークで相互に支援しあっています。」というコメントをいただきました。

JCEP認定証

研修プログラム

目的

臨床研修理念、臨床研修基本方針に則り、適切な指導体制の下で、医師としての人格を涵養し、プライマリ・ケアを中心に患者を全人的に診ることができる基本的な診療能力を修得させ、医師としての資質の向上を図る。

初期臨床研修プログラム

静岡済生会総合病院は昭和23年の設立以来60年余りの歴史があり、昭和55年には静岡県で最初の救命救急センターを併設するなど、静岡市における中核病院としての役割を果たしております。また臨床研修病院としても長い歴史があります。
平成22年度から初期研修プログラムは、より自由度の高いものが認められました。しかし私たちの病院では、現在の研修システムが始まる遥か以前より、多くの研修医を受け入れ各科ローテート研修を実施してきた実績があります。
その経験に基づいて、私たちは医師としてのスタートでもある2年間の初期臨床研修で、救急医療やプライマリ・ケアに自信の持てる医師を育てたい、将来役に立つ広い領域の知識と多くの臨床経験を積める機会を提供したいと考えております。そのためにはやはり最低限研修していただきたい分野・領域があり、下記のようなプログラムを策定いたしました。

必須科目

  • 1内科系 24週
  • 2外科系 8週
  • 3救急 12週
  • 4麻酔科 8週
  • 5小児科 4週
  • 6産婦人科 4週
  • 7精神科 4週
  • 8地域保健・医療 4〜8週

プログラム詳細

  • 内科系には循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、腎臓内科、血液内科、内分泌代謝科、神経内科、皮膚科、緩和医療科、放射線科が含まれます。
  • 地域保健・医療の研修は1ヵ所以上の協力施設にて合計4〜8週間といたします。
  • 麻酔科研修は、十分な知識と技能を習得していただくために、8週間以上の研修期間を設けます。
  • 外科系には外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、胸部・心臓血管外科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、病理診断科が含まれます。このうち外科と整形外科が必修科となります。
  • 精神医療の研修は協力施設にて行います。研修期間は4週間とします。

ローテーション例

  • ・外来研修4週(地域2週+当院2週)並行研修にて実施。
  • ・内科系24週は分割して研修することもできます。
  • ・自由選択期間を利用して、2年次の早い時期から志望専攻科の固定研修を始めることが可能です。

研修の特長

1年間1,000 人以上の患者さんに救命救急の現場でファーストタッチ

「幅広い診療科がそろう病院で、様々な症例を経験したい」「救命救急の現場で、医療の最前線を知りたい」。そんなあなたの希望にこたえる環境が、当院には整っています。

研修医の皆さんにも救命救急の現場に積極的に携わって頂きます。比較的軽度な1次・2次から重篤な3次救急まで、研修医1人当たり年間1,000人以上。上級医の指導のもと救急車の受け入れから初期診療、症例によっては入院治療までを数多く経験することができます。

2勉強会・実習

院内外にて開催の各種勉強会、カンファレンス、CPC、症例検討会に積極的に参加します。

  • ミニレクチャー

    毎週水曜日に、初期臨床研修医のためのミニレクチャ―を開催しています。指導医からのレクチャー、2年次から1年次へのレクチャー、初期臨床研修医による症例発表など60分間で行っています。

  • 早朝カンファレンス

    指導医・上級医を囲み毎週金曜日に医局内で開催しています。

  • 救命救急勉強会

    救急科専門医による勉強会を毎月開催しています。

  • 救急車同乗実習

    静岡市消防局のご協力の下、救急車同乗実習を行います。24時間救急隊の皆様と行動を共にして、プレホスピタルからの救急医療体制を体感していただきます。

  • 静岡市消防ヘリ「カワセミ」搭乗実習

    患者の搬送訓練や、機内での医療機器の取り扱いなどについて研修を行います。

  • BLS、ACLS、ICLSなど各種標準化コースの受講

    救急症例の初期診療において不可欠な、各種緊急病態の対応について標準化教育コースを学ぶことで、世界水準の知識とスキルを身につけます。

  • 災害対応教育訓練

    トリアージから初療、広域搬送、災害対策本部運営まで災害教育の基礎を学びます。

3朝霧高原の新人研修で学ぶ、チームワークと済生会精神

  • 新人宿泊研修

    現代のチーム医療を支えるのは、スタッフ全員のチームワーク。毎年、新卒採用の全職員が参加して1泊2日の新人研修を行います。職種の垣根を越えて交流を深め、済生の理念を共有する仲間としてチームワークを培います。

  • 済生会フェア

    毎年6月に開院記念行事「済生会フェア」を開催。さまざまなブースを設け地域の方々に病院を開放しています。臨床研修センターの企画では、縫合体験を通じ地域の方々とのつながりを深めます。

紹介動画

ふじのくに地域医療支援事業(静岡済生会総合病院編)
初期研修医座談会 静岡済生会総合病院(静岡県)

研修医の主な出身大学

全国各地の大学から研修医が集まっています



愛知医科大学/金沢医科大学/金沢大学/北里大学/近畿大学/久留米大学/慶應義塾大学/滋賀医科大学/聖マリアンナ大学/東京慈恵会医科大学/東京大学/東邦大学/東北大学/名古屋大学/日本医科大学/浜松医科大学/弘前大学/広島大学/福島県立医科大学/藤田医科大学/三重大学/山形大学/横浜市立大学/琉球大学


(過去5年間・五十音順)

先輩の声

先輩の声 vol.01患者さん達に頼られ、ちからになれるような医師になりたいです。

当院の初期研修を選んだ理由、
当院に入ったきっかけを教えてください

救急外来で研修医が主体となって診療にあたっている所を見て、自分も「動ける研修医」になりたいと思いました。

実際に研修を始めてみていかがですか?

上級医の先生方や周りのスタッフの方々が親切に指導してくださり、毎日とても勉強になっています。

今の仕事内容・やりがいについて教えてください

救急外来でのファーストタッチや入院中の患者さんの治療について上級医の先生と相談し実際に治療方針を立て実行していくこと。患者さんがよくなっていくことはとてもやりがいを感じます。

今後目指す目標、やりたいことを教えてください

困っている患者さん達に頼られ、ちからになれるような医師になりたいです。

現在お住まいの静岡市の環境について教えてください

必要なものは何でも揃う便利さと、程よく落ち着いた雰囲気がとても居心地いいです。

得意分野は何ですか?

寝ないこと

Message

医師として第一歩を踏み出すのに、最適な環境だと思います。ぜひ一緒にがんばりましょう。

先輩の声 vol.02患者さんに「先生のおかげ」と言ってもらえた時には、とてもやりがいを感じます。

当院の初期研修を選んだ理由、
当院に入ったきっかけを教えてください

救急研修に重きがあり、幅広い症例を経験できることが決め手です。

実際に研修を始めてみていかがですか?

実際に救急外来で様々な症例に触れ、検査オーダー等も自分で考えて実施できるため、とても楽しいです。同期や先輩、指導医の先生方にも恵まれ、毎日充実しています。

今の仕事内容・やりがいについて教えてください

救急外来でのファーストタッチや病棟管理、手術などたくさんのことを経験させていただいています。指導医の先生方に毎回フィードバックしていただき、できるようになったことが増えたり、患者さんに「先生のおかげ」と言ってもらえた時には、とてもやりがいを感じます。

今後目指す目標、やりたいことを教えてください

知識・手技ともにしっかりと経験を積み重ね、患者さんの心に寄り添える医師になれるよう努力します。

現在お住まいの静岡市の環境について教えてください

静岡は晴れの日が多く、とても過ごしやすいです。海や山だけでなく街にも近いので快適です。

Message

様々な出身大学の人が集まっており、コミュニケーションが取りやすいです。当院なら、楽しく充実した研修を行えると思います。

病院見学

病院見学をご希望の方は、見学希望の2週間前までにメールフォーム又はお電話でお申込みください。

見学日 見学頂ける診療科と見学可能曜日は下記の一覧でご確認ください。
持ち物 白衣、大学でご使用の名札、学生証、旅費支給関係(電車等の領収書、指定振込先銀行の通帳表紙又はキャッシュカード等のコピー)
備考 当院食堂の無料昼食券支給、旅費支給(上限5万円)、宿舎有り
お問い合わせ先 臨床研修センター 担当 望月
お電話:054-285-6171(代表)


見学診療科一覧


診療科 見学可能日 見学の主な内容
外科 見学可能日/
月曜日~木曜日
見学の主な内容/
回診、検査、手術(見学日の状況により異なります)
形成外科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
外来・病棟見学など
脳神経外科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
外来・病棟見学など
内分泌代謝科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
外来・病棟見学など
消化器内科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
検査見学など
循環器内科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
曜日により内容は異なるが、希望に応じます。
呼吸器内科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
外来・病棟見学、胸部レントゲンレクチャー、気管支鏡検査(火・木)、抄読会参加(木)、新入院カンファ(月)、多職種カンファ見学(水)など
血液内科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
外来・病棟見学など
神経内科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
外来・病棟見学など
腎臓内科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
シャント手術(水)、シャント血管拡張術、腎生検
泌尿器科 見学可能日/
火曜日・木曜日・金曜日
見学の主な内容/
手術見学
整形外科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
手術・検査・病棟見学など
小児科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
希望に応じます。
産婦人科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
外来・病棟・手術見学など
眼科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
外来・病棟見学など
麻酔科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
手術見学
耳鼻咽喉科 見学可能日/
火曜日・木曜日
見学の主な内容/
手術見学など、希望に応じます。
皮膚科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
外来・病棟見学、予診をとる、外来処置、小手術見学
精神科 見学可能日/
月曜日・木曜日
見学の主な内容/
病棟の精神科リエゾン回診、自律神経計測、脳波計測
救命救急科 見学可能日/
月曜日~金曜日
見学の主な内容/
外来見学