• 標準

背景色

病院発行コンテンツ

Home vol.36:医事課のサポート体制

患者さんのお金に対する
疑問や不安にお応えします

医事課 酒井雅人
医事課 酒井雅人

 

薬や手術などの進歩で医療費は高額化しています

病気やケガで治療を受けると、医療費がいくらかかるか気になりますよね。中でもがんは、放射線治療や抗がん剤といった長期治療になることが多い上に医療技術も進歩しており、医療費が高額になりがちです。例えば肺がんで免疫チェックポイント阻害薬を使用して2週間入院した場合、3割負担の患者さんで約20~30万円が自己負担となります。また胃がんの腹腔鏡手術で2週間入院した場合は、3割負担で約60万円程かかります。
医療費が高額になった場合「限度額適用認定証」を利用すれば、窓口負担が一定の限度額まで抑えることができます。当院では事前にお渡しする「入院案内」に申請方法を記載し、詳しく説明を行っています。入院予定日までにご加入の医療保険(健康保険組合、市町村など)で申請を行いましょう。なおこの制度は外来の医療費も対象となります。

 

安心して治療を受けていただくための制度があります

医事課では患者さんが治療を受ける前におよその医療費を算出してお伝えすることで、安心して治療を受けていただけるようサポートしています。また各種の公的制度もご紹介しています。
年間の医療費が一定額以上になると所得税の控除が受けられます。確定申告する際に領収書が必要になりますので、医療機関で発行する領収書は必ず保管しましょう。

 

医療費に困った時はご相談ください

医療費のお支払いにお困りの方はお近くのスタッフにご相談ください。医事課をはじめ医療ソーシャルワーカーがお話を伺い、その方にあった制度をご提案します。
病気やケガの治療には何かとお金がかかりますので、公的制度や民間の医療保険などをうまく活用することもおすすめします。

 

患者さんへの公的制度

 

Home vol.36(PDF)ダウンロードはこちら