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コミュニケーションペーパー「Home」

Home vol.31:がん治療の現場から「地域医療センターの仕事」

がんにかかると、思わぬ問題に直面することがあります。
例えば、通院治療のために仕事が続けられない、治療費の負担が重い、今の治療でいいのか不安...などなど。
そうした治療以外の悩みや不安の解決に向けて患者さんを支えているのが、院内の地域医療センターにある「医療相談室」です。

医療相談室 スタッフ

 

治療以外のさまざまな相談にお応えします

 地域医療センターは、地域の医療機関との連携や患者さんの円滑な入退院支援など、地域とつながる幅広い活動を行っています。センター内に設けた医療相談室もその一つ。現在5名の医療ソーシャルワーカー(MSW)が、さまざまな部門と連携して患者さんの生活上の問題や不安の軽減に取り組んでいます。治療中の悩みはどんなことでも、一人で悩まず私たちにご相談ください。

 

経済的な支援

 がんの薬には1回数万〜十数万円するものもあり、一度に高額の負担がかかる治療や長期的な治療が必要な場合も少なくありません。そうした経済的負担を軽減するため、健康保険の「限度額適用認定証」の案内や手続きのサポートを行っています。
 また、済生会ならではの無料低額診療事業や治療費の分割払いなどの相談、あるいは年金生活者など治療費が支払えない方に向けた生活保護の手続きまで、地域と連携してさまざまな情報を提供し、サポートしています。

 

就労に関する支援

 がん患者さんの場合は、通院しながら抗がん剤などの化学療法を行うことで、以前のように働き続けるのが困難になるケースがあります。「仕事が忙しい」「職場に病気のことを言い出せない」などの理由で治療を最優先にできず、途中で通院が途絶えてしまうことも。
 私たちは患者さんの声に耳を傾け、患者さんが周囲との関わりや生き甲斐を保ちつつ治療も継続していけるよう、産業医の先生と連携を図るなど、仕事と治療の両立に力を入れていきます。

 

一人ひとりに合った支援

私たち医療ソーシャルワーカーは、患者さんの生活や家族関係などの背景を理解した上で、患者さんの抱える課題をどう解決に結びつけていくかを一緒に考えていきます。
また、診療所の先生や地域包括支援センターから患者さんの生活相談をいただくこともあり患者さんを支えていくには地域とのつながりも欠かせません。どこに相談していいかわからない不安や悩みは、まずご相談ください。

 

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