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コミュニケーションペーパー「Home」

Home vol.30:がん治療の現場から「大腸がんと向き合う」

外科 医長 Dr.土屋智敬

大腸がんという病気

盲腸から直腸までの腸にできるがんはすべて大腸がんと呼ばれ、中でも多いのはS状結腸がんや直腸がんです。
他のがんと比べ、きちんと治療をすれば比較的治りが良いのが特徴。進行もゆっくりで、ステージ4まで進行していても手術で治る可能性があります。ただし自覚症状が出る頃にはかなり進行していることが多いため要注意です。

 

さまざまな治療法

大腸がんの根治には手術が必須です。初期のがんなら内視鏡での切除も可能。転移がある場合など、抗がん剤でがんを弱らせてから手術することもあります。腸閉塞などで緊急手術が必要になることもあり、当院では救命救急センターと連携し、緊急手術ができる体制を整えています。直腸がんでは人工肛門を造設せざるをえない場合があります。肛門温存にも力を入れていますが、むしろ人工肛門を造設することにより、トイレを気にせず安心して生活できるという利点も。当院では皮膚・排泄ケア認定看護師を中心に、患者さんの生活の質を考えた選択をサポートしています。

 

ご家族への情報提供

がんと向き合うにはご家族の協力が不可欠です。がんについて患者さんにきちんと理解していただけるよう、ご本人の家庭環境を把握し、ご家族にも患者さんと同じ情報を提供しています。
患者さんやご家族が、納得する治療法の選択ができるよう、医師と十分話し合うことが大切です。

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外科 医長
Dr.土屋智敬
医学博士/日本外科学会専門医/日本消化器外科学会専門医/日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医/検診マンモグラフィ読影認定医/日本乳癌学会認定医/日本がん治療認定医機構がん治療認定医/ICD制度協議会認定インフェクションコントロールドクター

 

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