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home vol.55:骨盤臓器脱の治療と「ウロギネセンター」

Q. 骨盤臓器脱はどんな治療をしますか?

A. 基本は手術ですが、状態に応じて保存療法を選択することも。
臓器の下がりが1〜2cm以上見られる場合には、手術の対象となります。当院では2cm〜3cm下がりが見られた方には手術をお勧めしています。また、人工のメッシュで臓器をハンモックのように支える「経膣メッシュ手術」や、子宮を摘出する手術など、病態に応じて複数の術式の中から適した方法を選択しています。
手術は、従来の腹腔鏡手術に加え、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を用いた方法にも対応しており、より精度の高い治療が可能となっています。腹腔鏡手術の再発率は、比較的低い水準とされており、約2.5%といわれています。
一方、症状が比較的軽い方や、手術が難しい方には、専用の下着やペッサリーリングで臓器を支える方法、骨盤底筋を鍛える保存療法など、体への負担が少ない治療を行っています。

 

保存的治療

【ペッサリーリング】

膣の中に挿入して臓器が下がるのを防ぎます。自分で毎日脱着し洗浄するタイプと、外来を受診し定期的に交換するタイプがあります。

 

【サポート下着】

脱出した臓器を押し戻すクッションや、下着の上から着用するサポーターもあります。

 

Q. どの診療科を受診すればいいですか?

A. 当院では「ウロギネセンター」でご相談いただけます。
当院では、骨盤臓器脱の治療に対応する「ウロギネセンター」を開設しています。女性泌尿器科・ウロギネセンターでの診療を希望する方はお気軽に当院の女性泌尿器科もしくは産婦人科にお声がけください。

 

「ウロギネセンター」の特徴

女性泌尿器科と産婦人科が連携して対応します。

「ウロギネ」とは、ウロギネコロジー(Urogynecology)の略で、ウロ(Urology泌尿器科)とギネ(Gynecology 婦人科)を合わせた言葉です。当院のウロギネセンターは、その名のとおり女性泌尿器科と産婦人科の医師が連携して互いの強みを活かし、骨盤臓器脱や尿もれ、頻尿、過活動膀胱、間質性膀胱炎、神経因性膀胱などの病気に対応します。1人の患者さんを両診療科の医師が一緒に診ることで、より良い治療を目指しています。産婦人科・女性泌尿器科のどちらからでも受診できますので、どこに相談すれば良いか分からない方などもどうぞお気軽にお声がけください。

 

女性泌尿器科・ウロギネセンター

診療日:火曜日・水曜日(第2週のみ木曜日)
お問い合わせTEL.054-280-5040 平日:8:30〜18:00
初回の受診には紹介状が必要となります。かかりつけ医を通じて地域医療センター地域連携室までご連絡ください。

 

 

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